残り試合も少なくなり、次々とプレーオフ進出が、
決まりつつある、今年のメジャーリーグ。
常連の、『セントルイス・カージナルス』 の他、
30年ぶりの地区優勝を果たした、『カンザスシティ・ロイヤルズ』、
『ニューヨーク・メッツ』が、9年ぶりの地区優勝、
『トロント・ブルージェイズ』が、22年ぶりのプレーオフ出場と、
久しぶりのチームも少なくない。
ひと頃は、日本人選手所属チームが連続して、
ワールドシリーズに勝ち上がり、日本人選手が所属することが、
優勝への条件とさえ思われたこともあったが、
近年では、そういうイメージも少なくなってきている。
昨年は、青木宣親選手が所属した、『ロイヤルズ』が、
ワイルドカード・プレーオフから破竹の快進撃を見せ、
ワールドシリーズ制覇まで、あと一歩と迫ったが、
今年は、そもそもプレーオフで日本人選手が、
プレーできるかどうか定かでない。
可能性があるのは、
『ニューヨーク・ヤンキース』の、田中投手、
『トロント・ブルージェイズ』の、川崎選手、
『シカゴ・カブス』の、和田投手
だが、田中投手は、足の張りで登板を回避しており、
チームも地区優勝は絶望的で、残すは、
ワイルドカード・プレーオフしかないが、
進出は、危ういものとなっている。
また、川崎選手と和田投手は、支配下登録選手拡大の措置で、
メジャーに昇格したに過ぎず、プレーオフに出場する25人に、
入れるかどうかは、甚だ微妙だ。
しかし、ここにきて、『ブルージェイズ』の内野手に、
ケガ人が続出しているので、どこでも守れる川崎選手は、
もしかするとロ、ースターに入れるかもしれない。
いずれにしても残り少ない試合でチャンスを掴み、
松井秀喜選手以来、6年ぶりのワールドチャンピオンに、輝いて欲しいものだ。